トカトントン ファンタジーバトル

■過去に書いた自分のmixiの日記より転載


塗ろう。手がもげても心臓が止まっても、命を掛けてでも塗るのだ、と思いました。そのような悲壮な心持で数え切れぬほどのケイオスウォーリアー塗ってるときのことです。どこからか戦鎚で何かを叩くような、幽かに、トカトントンと聞こえました。


 それを聞いたとたんに、アーマーセーブが出来ないとはあんな状態のことを言うのでしょうか、【耐】も【傷】も一瞬のうちに消え、何もかも一瞬のうちに馬鹿らしくなり、私は筆を投げて部屋中に転がっているケイオスバタリオンのボックスを退けて布団へ向かいました。


 そうしてそれから、布団でうつらうつらとしていると、机の上に所狭しと並べられた塗りかけのケイオスウォーリアーが目に入りました。途端に目が覚めました。このような様では彼らに一生机の上を占領される、こんなところでまどろんでいては駄目だと思いました。そうして、私は体を起こして、投げ捨てた筆を握り、机に向かったのです。


 塗ろう、私の心臓の鼓動も呼吸も全てそのためだけに行われるのだ、全ては塗るために使われるのだ、と思いました。そうして、己を奮い立たせた時、トカトントンと遠くからあの戦鎚の音が聞こえたのです。とたんに、さきほどの勢いはどこかへいってしまい、手に握られていた筆もどこぞへ消えていました。


 そうしてそれから、少し前と同じように、このままではいけないと思い直して、筆を握って机に向かうのですが、やはりあのトカトントンが聞こえるのです。あのトカトントンという音は、渾沌の意志力を持つ私を容易に打ち倒します。


 もう、こうなってくるとあのトカトントンが、いよいよ頻繁に聞え、アーミーブックを見ては、トカトントン、ビッグガンダイスを振っては、トカトントン、アサルトターミネーターが、トカトントン、自分は狂乱してしまったのかと思って、これもトカトントン。


「ファンタジーバトルというのは、一口に言ったら、なんですか」
と私は師の晩酌の相手をしながら、ふざけた口調で尋ねてみました。
「ファンタジーバトル、それはわからん。しかし、40kは、メルタガンとデモリッションチャージだ」(※1)
 
 流石の名答だと思いました。そうして、ふっと私は、IGをやろうかしらと思いました。しかし、IGを始めるのに掛かる金額のことを考えたら、すぐトカトントンが聞えて来ました。


 教えて下さい。この音は、なんでしょう。そうして、この音からのがれるには、どうしたらいいのでしょう。私はいま、実際、この音のために身動きが出来なくなっています。


 なお最後にもう一言つけ加えさせていただくなら、私は今も必死になってケイオスウォーリアーを塗っているのですが、いまでは筆を握りもしないうちに、もう、トカトントンが、さかんに聞えて来るのです。大量に同じミニチュアを塗るつまらなさ。それでも、我慢してとにかく、塗り続けています。そうして、あんまりつまらないから、やけになって、この文章、ウソばっかりのこの文章を書いたのです。私に師なんていませんし、ビッグガンダイスなんて1ばかり出るダイスなんて振ったこともありません。その他の事も、たいがいウソのようです。


 しかし、トカトントンだけは、ウソでないようです。読みかえさず、このままアップします。



■追記
 これは過去に私が太宰治の「トカトントン」を元にして書いたものです。いえ、元にして書いたというよりは改変コピペの一種に近いのかもしれません。というよりも、文章が長いか短いかだけで、実質的にやってることは改変コピペそのものといえます。でも、私はそこに、この文章の面白さがあると考えていました。

 
 でも、読み手が書き手の感じている面白さをそのまま読み取ってくれるとは限りません。私が私であり、君が君であり、僕が僕であり、俺が俺である以上、私は私の、君は君の、僕は僕の、俺は俺の視点でものごとをみることしかできないのです。


 書き手と読み手という点で考えれば、私が書いたものを僕が私と同じようにみることは出来ません。私は書き手であると同時に読み手でもありますが、僕は読み手でしかありません。私と僕とでは、捉え方が違うのは当然のことなのです。


 でも、私はそんな当然のことがわかってなかったのです。私は皆が太宰治の「トカトントン」を読んでいるものと思い込んでいたのです。皆が「トカトントン」を聞いているものと思い込んでいたのです。

 
 でも、(私の文章には、ずいぶん、でもが多いでしょう? これもやはり頭の悪い男の文章の特色でしょうかしら。自分でも大いに気になるのですが、でも、つい自然に出てしまうので、泣寝入りです)私は気づいてしまったのです。皆が太宰治の「トカトントン」を読んでるわけではないことを、皆が「トカトントン」を聞いているわけではないことを。
 
 私は気づいてしまったのです。私は自分が独りであることに気づいてしまったのです。

 絶望しました。目の前が真っ暗になるという言葉がありますが、人は絶望したとき、本当にそうなるようです。私は何も見えない暗黒の中で、ただ自分だけがぽつねんと浮かんでいるような感覚に陥りました。

 私は死に至る病に掛かったのです。(絶望を死に至る病と説いたのは誰でしたでしょう?シェリンゲでしたでしょうか、キルケゴールでしょうか?頭の悪いとこういったことも思い出せないので、本当に困ってしまいます)

 でも、病に負けて死ぬくらいだったら、自分でけりをつけてやろうと思いました。私は机の上に置いてあったモデリングナイフを手に取り、それを首元へ近づけました。

 すると、どこからか戦鎚で何かを叩くような、幽かに、トカトントンと聞こえました。

 それを聞いたとたんに、目明きが盲になりそれが目明きになるとあのように感じるのでしょうか、暗黒も絶望も一瞬のうちに消え、自分の苦悩の馬鹿らしさを、自分のしようとしていたことを少し鼻で笑ってから、手に持っていたモデリングナイフを放り投げました。

 
 また前回のように、最後に一言だけつけ加えさせていただくなら、私はこの追記を半分も書かぬうちに、もう、トカトントンが、さかんに聞えて来ていたのです。こんな追記を書く、おかしさ。でも、腹を抱えながら、これだけ書きました。そうして、あんまりにもおかしいから、やけになって、本当のことを書いたような気がします。目の前が真っ暗になったように感じたのも、絶望して死のうとしたことも、モデリングナイフで人生を切ってしまおうとしたことも本当のようです。
 そして、トカトントンも、本当なのです。
 

 最後に、これこそ本当に最後に一言だけつけ加えさせていただくなら、ケイオスウォーリアーはもう塗り終わりました。それと、私はこのトカトントンが聞こえ続ける限り、モデリングナイフで自分の首元を、いえ、人生を、切って終いにするようなことはないと思います。


(※1について
 当時のグレイナイトは、今のように銀色に輝く最強のアーミーではなく、
 ほぼ存在を忘れられ箪笥の奥で埃に塗れて灰色になってるアーミーでした。
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趣味じんぼ

・趣味じんぼ あらすじ
帝国新聞文化部の記者である山岡士郎と栗田ゆう子は、
同社創立1万周年を記念して「究極のミニチュア」作りに取り組むこととなった。
しかし、当の山岡さんは狂犬よろしく他人のミニチュアゲームに食って掛かってばかりで
「究極のミニチュア」作りは一向に進む気配がないのだった。(wikipediaより抜粋


第2話「想像力で勝負!!」


FBプレイヤー「新しいFBは最高だ、ミニチュアゲーム界の究極といえる」
山岡「ふん、ペガサスなんかに乗って喜んでる連中は、こっけいだねぇ!!」
FBプレイヤー「何だと、貴様!!」
山岡「ストームオブマジックが出たからってファンタジーバトルを究極だなんて有難がっているけど、
   有名ブランド商品を有難がるのと同じ・・・・・・・中身じゃなくて名前を有難がってるだけなんじゃないの?」
FBプレイヤー「な、何をいっている!!私たちをミーハー扱いするつもりか!!!」

部長「や・・・山岡君ッ!!」
栗田「(FBプレイヤーに喧嘩を売るなんて!)」

FBプレイヤー「君は私たちにゲームがわかるのかと言ったな、そんな君はどうなんだ!!!」
山岡「一番いいと思う戦場を用意しなッ、それよりはるかにすごいゲームをやらせてる!」
FBプレイヤー「私たちが用意する戦場よりすごい戦場だと!?ふざけおって!!
       ここまでバカにされて引っ込めるか!最高のファンタジーバトルを見せてやる!」


山岡「では一週間後に・・・・・・」



1週間後


FBプレイヤー「どうだ!!これよりすごい戦場を用意できたか!!」
栗田「(す、すごいわ。流石古参のミニチュアゲーマーが用意した最高の戦場。
    ボードもテレインもしっかりと塗られててまるでファンタジー世界そのものが再現されてる・・・
    それにあのミニチュア。あれだけの量を塗るなんてどれだけの時間が必要なのかしら・・・想像もできないわ)」


山岡「ええ、最高の戦場を用意しましたよ。これを見てください」


栗田「え!!」
FBプレイヤー「な、なんだそれは!!」

栗田「(な、何これ。ボード以前に机に布を敷いただけ。
    そこに置かれた本は丘のつもりなのかしら・・・。
    そして、重ねた紙コップは・・・塔?
    ミニチュアにいたってはスクエアベースにユニット名を書いた紙を張っただけだわ)
    や、山岡さん!!」
FBプレイヤー「私たちを馬鹿にしてるか!!」

山岡「いえ、これが俺が作った最高の戦場ですよ」
FBプレイヤー「ふざけるなぁ!!」

山岡「ふざけてるのは貴方たちのほうですよ。いいですか?
   貴方たちの作った戦場は確かに素晴らしい。
   誰が見ても眼を奪われるでしょう。
   ですが、実際、それだけの戦場を作るのにどれだけ時間が掛かりました?何回ゲームができましたか?」
FBプレイヤー「うっ・・・」

山岡「戦場を作ることに時間を取られて肝心のゲームはおざなりになっていたんじゃないですか?」
FBプレイヤー「し、しかし、それはミニチュアゲームをするにあたって当然の代償だ」

山岡「へぇ、そうですか。ところで、ゲームをしようと思ってもそれだけの戦場とミニチュアだ。
   家でやる以外にどこかへ持ち出すとすると大変な苦労でしょうね。迂闊に落としたりしたらそれこそ大惨事だ」
栗田「(・・・そういえば、私も前に3000pのウォリアーオブケイオスを運ぶときに
    うっかりケースを落としてしまって大変なことになったことがあるわ)」

FBプレイヤー「・・・・・・・だ、だが、だからといって
       こんな子供のおままごとみたいなものは戦場とはいえん!!」
山岡「いえ、子供遊びですよ。ミニチュアゲームなんてものは。
   それをそんな風に気取ったことを言うからおかしなことになる。
   やれ、塗らないといけないだとか、ベースデコレートがどうだとか、
   そんなことにこだわってるから実際にゲームができなくなる」

FBプレイヤー「な、何が言いたい!!」
山岡「ミニチュアはあくまでもゲームの駒です。
   それを作るのに必死になって、ゲームを出来ないなんてのは本末転倒ですよ。
   貴方達は塗ってないミニチュアを見るなり未ペイントだなんて礼儀がなってないだの、
   鉄の掟を知らないのかだの怒鳴り散らしますが、本当に怒鳴られるべきなのは塗るのに必死で
   ゲームすら満足に出来なくなってる貴方達のほうです、。
   これはある友人の劇画原作者の話ですが、彼は子供の頃にウルトラマンの人形は買ってもらえたけど、
   怪獣の人形までは買ってもらえなかったから、コーラの瓶や筆箱を敵の怪獣に見立てて遊んだそうです。

   私に言わせれば、それさえあれば、この布も本もコップも最悪ミニチュアだっていらない。
   想像力さえあれば、いつでもどこでも遊べる、それがミニチュアゲームの原点であり、もっとも重要なことですよ」

栗田「(・・・そ、そうかしら・・・)」


FBプレイヤー「うっ・・・・・・た、確かにそうかもしれん。
       山岡君・・・どうやら私たちは人に自慢ができるような戦場を創る為に
       ミニチュアゲーマーにおいてもっとも重要なことを見失っていたようだな・・・・・・。
       山岡君、ありがとう。君のおかげで目が覚めたよ。
       よし、さっそく勝負だ、山岡君!!
       私はこの初音ミクのフィギュアをジャイアントとして使うぞ!!」
山岡「ふふっ、じゃあ、私はこのクイーンズブレイドのフィギュアをキーパーオブシークレットとして・・・」

栗田「(・・・もうこれってミニチュアゲームって呼べないんじゃないかしら・・・)」


続かない

頭文字P

ミニチュアゲームを流行らせるために何が必要か?
それは他の媒体を利用した宣伝であると思ったので、
試しにミニチュアを題材にしたこんな漫画はどうだろう?

注意:事前に頭文字Dの39巻と40巻を読んでおくことをお薦めします。


頭文字P あらすじ(wikipediaより引用)
関東の名だたる公園を舞台に、本来ならば「ヤングブラッド」である筈の主人公 藤原拓海が
父親のペイントステーションを使い、誰の目にも圧倒的に(ペイントが)速いと思える趣味人を
相手に対等な勝負を繰り広げる。
そうして、拓海は様々なクラブチームと戦いを重ねた結果、
高橋涼介が「関東最速プロジェクト」の為に創ったクラブチーム
プロジェクトPへ入ることとなり、県外遠征、関東完全制圧“公園最速”を目標に、
他のクラブチームへ屋外でのペイント勝負を挑む。







頭文字P Vol.549 『ペイントすることとは?』
池田竜次「あんたらがプロジェクトPか・・。
     あんたらにたのみというか聞きたいことがある。
     それぞれ思いつくままに答えてもらいたい・・。
     ペイントすることとはなんだ・・!?
     さあ答えてくれ。
     まずは高橋啓介君。君からだ・・」
高橋啓介「ひとことで言うなら・・マゾの証明」
池田竜次「ほーう・・おもしろい・・では藤原君は?」
藤原拓海「オレにとっては・・顔を洗うのと同じ日常です」
池田竜次「ほほー・・そりゃまたおもしろい・・最後に高橋涼介君・・」
高橋涼介「オレはミニチュアゲーマーじゃないけど・・答えるべきかな?」
池田竜次「ぜひ・・聞いてみたい」
高橋涼介「・・・・・夢・・」


頭文字P Vol.550 『天然素材』
池田竜次「そんなことより坂本・・何か感じるか?プロジェクトPに・・」
坂本「ぞくっとするような存在感ですよ。あれが塗り続けている勢いってやつですかね?
   それでいて気負ったところがまったくなくて・・相手を威圧するような態度もまったくないし・・
   落ち着き払っていてヘタなプロよりもプロっぽいというか・・」

池田竜次「そうだろうな・あの3人は超一流の趣味人だ。
     オレが日ごろから提唱するゼロの理論が試される最高の舞台だぜ。
     心の雑念を振り払って戦いにのぞめるかがキモだ・・
     無(ゼロ)になることこそ理想的なペインティングスタイルだとオレは信じている」

頭文字P Vol.552『ウェットコンディション(後編)』
神奈川県O市 
池田竜次「やはり雨か・・しかたあるまい。こればかりは天の意思・・。
     悪条件こそゼロ理論の真骨頂なんだ。一世一代のペイントバトルにはそれも相応しい演出だろう・・
     プロジェクトP・・相手にとっても不足はない。
     それにしても高橋涼介・・。
     あの男には特別な何かを感じる・・。でかく・・広く・・深く・・やさしい・・。
     それなのになぜだ。あの男がただよわせるあのせつなさは・・。
     気になる男だぜ・・」

頭文字P Vol.553 『ゼロ vs.啓介』
群馬県某所
池谷 浩一郎「やれやれ、雨になっちまったかなァ・・。箱根もやっぱり雨なんだろうな・・」

健二「濡れた屋外でのペイントってことになれば・・地元が有利になるんだろうな・・
   長いこと住んでるだけに・・
   やだよなー、雨のサフ吹きは・・。
   湿気が多いし、塗りむらができちゃうし・・おまけに視界も悪いし・・」

池谷 浩一郎「あれ 不思議だよなー。夜の雨の中でペイントしてると
       何もかもケイオスブラックに見えて、
       そもそもオレ何やってるんだろうって思っちまうんだよな・・」

健二「オレは晴れてる時もそんな感じに思ってるよ
   そうでなくても、雨の中路上でサフ吹いてると警察呼ばれたりするのに・・
   ストレスたまる・・
   何がこわいって警察ほどこわいものはないよ・・!!」

立花樹「そういえば・・オレ昔・・拓海と公園に行って
    雨の中のペイントバトルを体験したことあるじゃないですか・・
    ホラ・・妙義山でレッドサンズの中村ケンタにからまれて・・」

池谷 浩一郎「ああ・・あの時の拓海はあざやかだったなー。
       サフ吹きが終わったとたんに別次元のスピードで
       中村ケンタのミニチュアまで塗っちゃって文字通りぶっちぎりだったもんな」

立花樹「オレ 後ろから衝撃的な拓海の筆さばきを見てたんですけど・・
    一番 思ったのは・・ 何でこいつら雨の中で
    ペイントしてるんだろうってことなんですよ・・
    普通は屋内でペイントするのに、雨の中でサフ吹きを始めて
    とんでもないスピードでベースカラーを塗り始めるし・・
    あのおそろしさはとても口では言いあらわせないなー
    あれはもう ペイントテクニックとかの問題じゃないと思うな・・
    もっと別な特殊な能力ですよ・・
    拓海には見えるんだと思う。
    何か特別なもうひとつの目があって・・
    その目でクリアに視界をとらえてるんじゃないかな・・。
    だからオレ
    雨がふることは拓海にとっては不利なことなんかじゃない気がしますね・・」

頭文字P Vol.554 『ゼロ vs.啓介(後編)』
池田竜次「もう時間か」
坂本 順一「いつも思うんだけど 瞑想のときは何を考えてるんですか?」
池田竜次「何も考えないさ・・頭の中をカラッポにするのが瞑想だからな
     今回もあえて何色を使うかとかは決めない
     塗りたいって思う心は人間の弱さにつながっていくんだ・・
     オレはただミニチュアがもっている最高の状態を引き出すだけだ・・
     それが出来た時 結果は後でついてくる・・
     必要なのは無(ゼロ)の心だ・・!!」


池田竜次「そろそろ時間だな・・
     あいにくのコンディションだけど こればかりはしかたないからな・・
     1体目はオレが先行する・・
     ミニチュアの箱を開けてサーフェイサーを持ったらフルスロットルだ!!
     始めよう・・!!」


頭文字P Vol.555 『無(ゼロ)の心』

シュー シュー

見物人1「いよいよ始まるな・・」
見物人2「プロPvs.スパイラル・・」
見物人1「残念なのは湿気が多いってことだよ・・
     豪快な全開サーフェイサーを見たかったのにな・・
     せっかくのでかいミニチュアモデル同士のペイントなのに・・
     湿気でスプレーは使いにくいだろうし・・
     筆塗りだけの地味なペイントになっちまうよ・・」

見物人2「いや・・そんなことはないだろ・・
     筆塗りだけでもハイレベルな技術の応酬になると思うし
     このコンディションだとミニチュアもただでかければいいってものじゃなくて・・
     トータルバランスの高さの勝負になるだろうし・・
     見方によっては通好みの・・かなりおもしろいペイントになると思うよ・・!!」


シュュオーーー


坂本 順一「オレ達スパイラルは ミニチュア作りを重視したチームだと思われている。
      事実ミニチュアのコンバージョンにはこだわっている。
      だけどそこには誤解があるんだ。
      ミニチュアの独自性を高めて
      それだけにたよってペイントをしていると思われているのがムカツク
      改造の方向性にこだわるのがスパイラルのスタイルであって
      やみくもに金をつぎこむのとはちょっとちがう
      ミニチュアそのものが趣味人に塗り方を限定して要求してくるような・・
     明確な意思をもったミニチュアを作り・・
      ミニチュアと趣味人の一体感を高いレベルで実現させていく・・
      それがゼロ理論の基本なんだ!!」

シュプゥァッ

シュ

シュパァーッ

シュァーー

頭文字P Vol.556 『無(ゼロ)の心(中編)』

シャ

プシュァー ドン

シュァワー



池田竜次 「人の心というのは弱いものだ・・
      なぜなら感情がある・・!!
      感情は冷静な判断と正確なペイントのじゃまをする・・
      たとえば雨に濡れたこのコンディション・・
      湿気でサフがのりにくいあせりやフラストレーション
      雨上がりの湿気に対する不安やおそれ
      そうした人間の持つあらゆる感情は必ずミスを生む
      全ての感情を封印し・・
      無の状態でサフを吹き、筆を握る・・
      ミニチュアが語りかけてくる声を聞く・・
      すべてはミニチュアとの対話から始まるんだ!!」

頭文字P Vol.557 『無(ゼロ)の心(後編)』

シュヮーーー

プシャ


池田竜次 「ミニチュアがいやがるようなペイントを・・
      趣味人はしていけないんだ
      ミニチュアベース、もしくはミニチュア自体の重みから伝わってくる情報を
      正確に感じ取って答えてやればいい・・
      そうすればミニチュアは気持ちよくペイントされてくれる・・
      よく出来たミニチュアというのは それ自体が意思をもっている
      だからこそ趣味人は謙虚になるべきだ
      ミニチュアを塗ろうとするのではなく・・
      ミニチュアと一体となってその意思に従うだけでいい・・
      感情にとらわれている時は・・
      ミニチュアからの語りかけが聞けなくなってしまう」


頭文字P Vol.558 『静かなる序盤』
池田竜次 「いかり・不安・あせり・・
      それらの感情はネガティブな結果だけをもたらすものであり・・
      闘争心さえも、ゼロのペイントには不要だ
      戦うべきはバトルをしている相手ではなく
      自分の心に住んでいる弱い自分なんだ・・!!」

回想

ホビセンにて
池田竜次 「そもそもゼロ理論のスタートはペイントでの事故が多すぎるからなんだ
      未熟な趣味人が大物のペイントをすればそれは事故になるさ
      ミニチュアとの対話ができてないからな
      わかるか?」

坂本 順一「ミニチュアとの対話ですか?むずかしいな」

池田竜次「レイヤリング(重ね塗り)をする時・・
     カラーパレットを見てるか 坂本」

坂本 順一「見ますけど・・」
池田竜次「オレは見ないぜ
     バトルしてる時でも色相環を記憶してさえいれば
     次に何色を乗せればいいかはわかる
     むずかしく考える必要はない・・
     ひとつひとつは単純なことだ・・
     何度も重ね塗りをすれば・・
     モールドは埋もれミニチュアはのっぺりしてしまう・・
     そうした挙動のすべてに意識をおけば
     次に趣味人は何をすべきか
     ミニチュアが教えてくれる
     それに反したペイントをしても
     ミニチュアは応えてくれない・・
     だけど呼吸があえばミニチュアはもてる能力を存分に発揮してくれる
     オレは安全にミニチュアゲームを楽しむために
     ゼロ理論を立ち上げたって言ったけど・・
     この理論は安全さだけでなく、速さも手に入れることができるんだ」

坂本 順一「いやーけどそれは・・
      池田さんはペイントコンテスト優勝の経験あるし
      もともと ハンパなく速いから・・
      オレ達みたいなヘタクソは ゼロ理論だけで
      速くなるのは無理だと思いますよ」
池田竜次「それはちがう
     ゼロ理論は未熟な趣味人が速さを身につけていくためにこそ必要なんだ
     スピードのレンジが上がれ上がるほど
     ミニチュアと対話できる
     無(ゼロ)の心が重要だ!!」

頭文字P Vol.559 『静かなる序盤(後編)』
坂本 順一「池田さんの言うことはいつも正しい
      現実に池田さんに教えてもらっている若手はメキメキうまくなる
      ペイントコンテストでもいい結果が出せるようになる・・
      ゼロ理論は本当にペイントテクニックを育てるんだ・・
      それでも池田さんのレベルには誰も遠くおよばない
      闘争心は必要ないと池田さんはいつも言うけど
      外から見ている分には池田さんのペイントは恐ろしく攻撃的に見えるんだ・・
      攻めていてもはみ出したりは絶対しない・・
      それがゼロ理論の理想であり・・スパイラルでも 池田さんにしかできない
      ミニチュアとの一体感なんだ・・」

プシュャァァーー

見物人「ウウォーッ!!」
見物人1「やっぱスゲーな スパイラルの池田って」
見物人2「見てると路面が濡れてるってことを忘れそうになるよ・・
     躊躇ないっていうか簡単そうに塗るんだよな」
見物人3「何気にとんでもなくハイレベルだよな・・
     よくついてると思うよ 後ろのネクロスフィンクスも・・
     単独でペイントしてたら濡れた路面でこんなペースでペイント出来ないだろ
     塗ってるだけでもう必死って感じに見えるけどな・・」




続かない


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ロスター作成について

・ロスター作成
 ロスターの作成は非常に面倒な作業です。
 太古の昔、人類が始めてミニチュアゲームというものを
 神から授けられたとき、我々人類は歓喜の声を挙げました。
 だが、その歓喜の声が怨嗟の声に変わるまでそれほど時間は掛かりませんでした。
 なぜでしょうか?
 それはミニチュアゲームはただミニチュアを作るだけではゲームが出来ず、
 ロスターというものを作成しなければならなかったからです。
 ロスターの作成。
 それは人類史上最も大変な試練であったといえます。
 人々は様々な方法でロスターを作成しました。
 あるものは石版に、あるものは壁に、あるものはパピルスにそれを書きました。
(これらは未だに太古のミニチュアゲームを知るための貴重な資料として現存してます)

 人類がミニチュアゲームを手に入れてから、
 かなりの時間が経ち、文明は驚くべき進歩を遂げ、
 果てには月に足跡を残すまで成長しました。
 当然、それに伴いミニチュアゲームも進化してきました。
 それでは、このロスター作成についてはどうでしょう?
 
 驚くべきことにロスター作成については何も進歩していません。 
 我々は神からミニチュアゲームを授けられたときとから何も変わっておらず
 未だに怨嗟の声を挙げ続けてるのです。
 太古の昔と変わらずにアーミーブックやコデックス、
 手持ちのミニチュアと睨めっこをし 紙にロスターを書き込んでいるのです。
 あるものはエクセルやOpenOfficeの表計算機能を利用し、
 それにアーミーデータを打ち込んで、ロスター作成に利用しているようですが、
 こういった作業を経験したことがある人ならおわかりになるでしょうが、、
 それは苦痛以外の何者でもありません。
(そして、それだけの作業をしてもたった一つのペイントークンを得ることすらできないのです!!)
 
 我々人類は未来永劫にロスターという試練と付き合っていくしかないのでしょうか?
 紙や表計算ソフトを使い、ときに、間違った計算をしてしまって、
 不可思議なゲームをすることを享受し続けなければならないのでしょうか?
 嬉しいことにそれは間違いです。
 
 人類はArmy Builderを手に入れました。
 US $ 39.99を支払うだけで、
 もうアーミーブックやコデックスと睨めっこをする必要は無くなります。
 また、表計算ソフトは作成者達本来の意図に基づいて使用されることになるでしょう。

http://www.wolflair.com/index.php?context=army_builder

なお、初回購入はUS $ 39.99ですが、それで一生使用が出来るわけではありません。
セキュリティソフトの類と同様に、年間契約で料金を支払う必要があります。
(ただし、初回以降はUS $ 12.50)
この値段を見て高いと思われる方がいるかもしれませんが、
もし、貴方がロスター作成をすることに少しでも嫌気が指しているのなら、
これは高い買い物にはならないでしょう。

購入にはクレジットカードが必要ですが、ダウンロード販売が可能なので、
その気になれば、今日からでも使用できます。
(※日本語版や日本語化パッチは存在しませんので、
  日本語至上主義の方は注意してください)

ちなみに、木島はこのアプリケーションで、FBと40Kのロスターを作成してます。
PDFにすることも出来るため、iPadとの相性も抜群です。

参考画像
BA-TheDante-3000p_01.jpg
BA-TheDante-3000p_02.jpg
BA-TheDante-3000p_03.jpg
BA-TheDante-3000p_04.jpg


既にこういったツールについてご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
もし、それを知らずにいて、
この情報が貴方のお役にたてたのであれば幸いです。
プロフィール

Author:木島平八郎
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